児童発達支援(未就学児):週1回

ことばの発達がゆっくり、ことばは出てきたけど、きれいに発音できない音があるなど、ことばの発達について言語聴覚士(言葉の専門家)が個別で言語訓練をします。ことばが出てくるまでに子ども達は歩いたり(運動発達)、靴を履こうと足を持っていこうとするなど様々なものを認識したり(認知発達)、沢山のことを獲得していきます。発達には段階があります。ことばを理解し、話せるようになるためにお子さんの段階に合わせた取り組みだけでなく、保護者の方々と共にお子さんの育ちについて一緒に考えていく場所を目指して取り組んでいます。
・5領域
[健康・生活] 健康状態の把握、生活リズムの相談、基本的生活スキルの獲得支援など
[運動・感覚] 手指の巧緻性向上の支援、感覚遊び、感覚の特性への対応支援など
[認知・行動] 言語の土台となる概念の形成(物の機能、色や形の理解、空間時間などの概念形成)、情報の適切な認識のための支援、行動障害の予防及び適切な行動への支援など
[言語・コミュニケーション] 理解できる言葉や話し言葉の発達支援、会話、サイン言語やPECS等のコミュニケーション支援など
[人間性・社会性] 周囲の人との安定した信頼関係を形成するための支援、模倣行動の支援、ゲーム等のルールや役割交代の理解など
個別訓練実施例
所要時間1時間
保護者との振り返りの時間を含みます
内容は発達の段階に応じて異なります。お子さんへの言語発達の評価や保護者への聞き取りなどを元に内容を決定します
①あいさつ
②はめ板(物の違いが分かる)
③ひも通し(手指の運動)
④色分け課題(色の違いが分かる)
⑤ことばの理解課題
⑥おはなし課題
⑦パズル
⑧終わりのあいさつ
⑨自由遊び(保護者との振り返り)

放課後等デイサービス(就学以降~高校卒業まで):月2回

ことばの発達がゆっくり、伝えたいことがあるけれども なかなかことばで表現が出来ない、会話が成立しにくいなどのことばの発達が気になる方。友達と関わりたいけど、上手に関われないなど コミュニケーションが気になる方。また、特定の音が言えないなどの発音が気になる方。なかなか文字の読み書きが進まない方を対象としています。子ども達のことばとコミュニケーションの発達について言語聴覚士(言葉の専門家)が個別で言語訓練をします。子ども達も小学生、中学生、高校生と年齢を重ねていきます。それぞれの発達段階に合わせてどのような声掛けや関わりが良いか保護者と一緒に考えていきます。
・5領域
[健康・生活] 健康状態の把握、生活リズムの相談、基本的生活スキルの獲得支援、服薬管理など
[運動・感覚] 手指の巧緻性向上の支援、感覚遊び、感覚の特性への対応支援など
[認知・行動] 言語の土台となる概念の形成(物の機能、色や形の理解、空間時間などの概念形成)、情報の適切な認識のための支援、行動障害の予防及び適切な行動への支援など
[言語・コミュニケーション] 理解できる言葉や話し言葉の発達支援、会話、サイン言語やPECS等のコミュニケーション支援、文字学習支援など
[人間性・社会性] 周囲の人との安定した信頼関係を形成するための支援及び思春期の関わり方の支援、、模倣行動の支援、ゲーム等のルール理解、自己の理解と感情コントロールのための支援、仲間づくりの支援など
個別訓練実施例
所要時間1時間
保護者との振り返りの時間を含む
内容は発達の段階に応じて異なります。お子さんへの言語発達の評価や保護者への聞き取りなどを元に内容を決定します
①あいさつ
②パズル(問題解決など思考する力を伸ばす)
③文章の理解課題(言葉を理解する力)
④なぞなぞ(物を説明する力)
⑤ソーシャルスキルトレーニング(問題解決力、コミュニケーション力)
⑥終わりのあいさつ
⑦自由遊び(保護者へのフィールドバックや日常生活の聞き取り)
