おこめブログ

新しい本がふえました!

こんにちは!
言語聴覚士のWです。

おこめのプレイルームには本棚があり、そこには様々な本があります。

低年齢の子向けの絵本や、物語の絵本、分厚い図鑑や、保護者様向けの参考書などたくさん置いてあります。

訓練で使ったり、自由時間に読んだり、貸し出しでお家で読むこともできます。

最近は本を借りていくお子さん、親御さんが多くてうれしく思います!

新しい本は毎年、職員が欲しい本を選んで買っていたのですが、昨年度から利用者様向けに『おこめ図書リクエスト募集』を始めました。

リクエスト用紙に一生懸命書いて教えてくれたり、親御さんと相談したり、訓練の中で職員と一緒に調べたりと、今年もたくさんリクエストが集まりました。

作者や出版社とは何かを考え、調べて知る経験にもなったかと思います。

職員からも欲しい本を募りました。ぜひ、探して読んでみてください!

届いた本をお渡しすると、ていねいにお礼を伝えてくれたり、「やったー!」と飛び跳ねて喜んでいる様子がみられました。

たくさん読んでくださいね。

 

リクエスト付きの本(一部)

 

 

職員が選んだ本(一部)

2025年09月18日

勉強会に参加してきました!

こんにちは!
言語聴覚士のIです。

 先日、大阪で開催されたインリアルアプローチの勉強会に参加してきました!

 インリアルアプローチとは、子どもと大人が相互に反応しあうことで学習とコミュニケーションを促進するアプローチです。自由な遊びや会話の場面を通じて、子どもの言語やコミュニケーション能力を引き出そうというものです。

 今回勉強会に参加して、学んだことが沢山あり、自分を見直すきっかけにもなりました。特に大事にしていきたいと思ったことが2つありましたのでお伝えしたいと思います。


 1つは、子どもの良いところを見つけるだけでなく自分自身の良いところを見つけることです。

つい「あれが上手くいかなかった」「できなかった」と思いがちですが、「ここよかったな」を1つ見つけることで、自分だけでなく周りの良いところにも目が向きやすくなります。


 2つ目は、子どもを楽しませるだけでなくまずは自分が楽しむことです。

子どもを楽しませようとするとつい力んでしまい、思い通りにいかなくて自分も子どもも楽しめなくなることがあります。

まずは自分が楽しむことで自然に子どもたちはついてきてくれます。

また、楽しいときが1番言葉やコミュニケーション能力など吸収しやすいです。

楽しんで遊んでいるだけのように見えても、その間に子どもたちは様々なことを吸収しています。

まずは、自分が楽しむことを意識してこれから関わっていきたいと思いました。

2025年08月29日

教材を寄贈していただきました

先日、ご近所の方からたくさんの教材を寄贈していただきました!

絵本や人形、かるた、パズルなど、利用者の皆さんが楽しく言語訓練取り組めるような教材ばかりです。

大切に使わさせていただきます。本当にありがとうございました。

利用者のみなさんも楽しみしていてくださいね!

2025年08月28日

電話リレーサービスを知っていますか?

こんにちは
言語聴覚士のMです。
私はコミュニケーションの方法を増やしたり広げたりしたいと思い、数年前から手話講座や手話サークル等で手話を学んでいます。

聴覚や発話に困難のある人(以下、きこえない方)が困ることのひとつに電話がかけられないことがあるそうです。
昔は役場の人にかわりにかけてもらったり、家族や近所の人にお願いしていたようです。

先日、手話講座の中で”電話リレーサービス”についての講義を受講し、初めて知ることができましたのでご紹介します。

 

電話リレーサービスとは、きこえない人が手話や文字を使って電話をかけられるサービスです。

 

きこえる人ときこえない人をつなぐ通訳オペレーターが間に入り、きこえない人の手話や文字で伝えた内容を音声できこえる人に代わりに伝え、返ってきたメッセージをきこえない人に手話や文字に変えて伝えてくれます。(事前の登録が必要で料金はかかります)

緊急の場合でも使えるように、365日24時間対応してもらえるそうです。

 

しかし、050からはじまる番号のため、何かの営業電話と間違われたり、あまり広く認知されていないことで、

冒頭のアナウンス(こちらは電話リレーサービスです。耳のきこえない方などからのお電話を通訳しております。双方のお話を全て通訳いたします。よろしくお願いします。)のところで切られてしまい、ひとことも話すことなく電話を終えてしまうということもあるそうです。

 

このようなサービスがあることが広く認知されれば、きこえない人が電話で困ることが減ると思いますので、

050で始まる番号から電話がかかってきたときは注意していただければと思います。

 

音声だけでのやりとりではなく、通訳の方を挟むこと、音声から手話や文字にする、

または、手話や文字から音声へ変える過程が入ることで、話し手から相手のメッセージが返ってくるまでに時間がかかることなども、

一緒に覚えておきたいところです。

 

その他、電話で相手先の声が聞こえにくい人のための、通話相手の声をリアルタイムで文字にできる<ヨメテル>というアプリもあるそうです。

きこえない方やきこえにくい方だけでなく、今後、年齢とともに聞こえにくくなることもあると思いますので、

今回ご紹介したようなサービスやアプリが広く知れ渡るとよいなと思いました。

2025年07月20日

ST交流会

代表理事の大倉です。
暑い日が続き、室温と外気温の差が激しく体調管理の難しさを感じています。

さて、7月5日土曜日におこめで小児ST交流会を行いました。

「他施設の小児STとつながりたい、いろいろな視点を持ち、日々の支援をより良いものにしたい」とおこめのスタッフから声が上がり、

会をスタートしました。
知り合いのST同士で声を掛け合い、今回で2回目になるのですが、おこめのSTも含めなんと17名の参加がありました!
日頃、お子さんとの関わりの中で疑問に思っていることや、どのようにするとより良い支援につながるのかをミニグループを作り、意見を交換し合いました。

皆さん、いろいろな経験をされているので、たくさんの意見が出て充実した交流会となりました。

今回、教えていただいたことを整理して、支援の中に活かしていきたいと思います。


2025年07月15日

はじめまして!

こんにちは。
児童発達支援・放課後等デイサービスおこめの代表理事の大倉です。


ホームページをリニューアルし、ことばに関すること、発達に関すること、施設に関することなど何か発信をして行けたらよいと思い、ブログページを設けました。

初回となる今回は、施設について少し発信していこうと思います。

 

私自身が言語聴覚士として仕事をする中で、

言語聴覚療法を受けることが出来る施設が少ない、年齢制限があるがもっと続けたいなど様々な声を保護者から聞いてきました。

子ども・保護者が安心して、大人になるまで言語聴覚療法を受けることが出来る場所を作りたい!小児ができる言語聴覚士を増やしたい!

と思っていました。

そんな時に、おこめの理事でもある芽吹きファミリー歯科の吉田先生と出会いがあり、尾張旭市に言語聴覚療法ができる場所を作ろう!

と事業所が立ち上がりました。

おこめ』の施設名は言語聴覚士×歯科医師=(摂食・嚥下)食べ物という発想から、

みんなに親しみがある食べ物・みんなが読みやすい文字がいい!と考え、平仮名で『おこめ』になりました。

(案には、“からあげ”もあったので、もしかしたら児童発達支援“からあげ”になっていたかもしれません。)

『おこめ』の名の通り、親しみやすい施設を目指していきたいと思います。

2025年07月03日