おこめブログ

靴下のおはなし

こんにちは。
おこめスタッフ保育士のHです。
普段は事務所の中でお仕事をしていたり、お子様の見守りをさせていただいていますが、

以前は義肢装具士をしていましたので、今回は言語聴覚士の先生方とは違った視点の内容をお伝えできればと思います。

皆さんはお子様の靴の替え時について悩まれることはありませんか?

子育てをしていると、最近靴を買い替えたばかりなのに、「足が痛い」や、なんだか最近転ぶことが多いなどの現象に出くわすことがあります。

きっと、足の指の爪が伸びていないか、靴の中敷の下の仕込まれた大量の砂がないかと確認されるのではないでしょうか。

それでもやっぱり改善されないときはぜひ一度、靴下のサイズチェックをおすすめします。


靴下が小さくなっている場合、靴の中で足の指が曲がってしまい、しっかり踏ん張ることが出来ず転倒しやすくなります。
また、靴下が小さいことで、爪が柔らかく割れてしまい深爪になったり、足の指が曲がったまま過ごすことで足趾の変形がおきたり、巻き爪になったりと様々なトラブルの原因となるので要注意です。

靴下のサイズを確認する簡単な方法がありますのでご紹介します。1)
① 手を軽く握って拳を作る
② 靴下の踵からつま先までを引っ張らずに、手指の付け根の関節あたりで合わせる
③ 靴下が指一本くらい重なっている

 

(↑ちなみに、最近、わが子2人の靴下チェックで10足程買い換えました!)

手の拳と足の長さがほぼ一緒なので、試着が出来ない店頭でも簡単に確認できるのでおすすめです。
靴下は繰り返し使っていると縮んでしまったり、履き口のゴムが伸びてしまったりしていつの間にかサイズが変わっていることがありますが、

子どもが言葉で伝えるのはなかなか難しいので、ぜひ一度、今使っている靴下で試してみてくださいね!

参考文献:
1)田中庸仁・高山かおる:「こどもの足を知る・診る・守る!」,全日本病院出版会,2024,163p.

2026年01月29日

「声とことばのシンボルマーク」募集中!

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こんにちは。言語聴覚士のKです。
みなさんは、先月まで東京や福島で開催されていたデフリンピックを観ましたか?

私は幼い頃からスポーツはやるより観る方が好きなので(中日ドラゴンズ→高校野球→ブンデスリーガなど)、動画共有サイトでデフリンピックをしばしばチェックしていました。

全21競技ある中、特に注目して観ていたのは水泳です。
「聞くこと」に困難のある方々が、周囲と同時にスタートを切るにはどのような合図が適切なのかや、関連動画として表示されたコーチから聴覚障がいのある方への泳ぎ方の指導など、新たな視点から支援方法を得ることができ、感動と学びの多いデフリンピックでした。

 デフリンピックのエンブレムにもなっていた「手のマーク」ですが、今年の6月18日に「手話に関する施策の推進に関する法律(手話施策推進法)が成立し、「手話」は重要な意思伝達手段である「言語」と位置付けられ、大学の教員養成課程でも手話教育の導入が積極的に進められていくそうです。
 また、「手話」は聴覚障がいの方の「言語」としてだけではなく、「吃音(きつおん)」のある方々のコミュニケーション手段としても、この数年間で模索されています。

(以前、おこめのブログに掲載された『電話リレーサービス』も聴覚障がいの方だけでなく、吃音や場面緘黙、失語症、喉頭全摘出後などの音声言語障がいのある方々に周知されるよう、幅広く働きかけているそうです。)

音声言語障がいの話題に関連して、今年の11月から「声とことばのシンボルマーク」の募集が始まっています!
既存の「ヘルプマーク」のように身につけたり、お店の入り口や窓口などに掲示してもらい、音声言語障がいのある方々が気軽に配慮を求めることができるようにしていきたいそうです。
応募は来月末までなので、興味のある方はぜひ一度ホームページをのぞいてみてくださいね。

(引用元:https://sites.google.com/view/voice-speech-mark?fbclid=IwY2xjawOs7VVleHRuA2FlbQIxMABicmlkETFtdDJDREE3RTZMRmZ2eGpSAR7hZdqKgCicyjfptJM5Av2c2A3tg5eesUECCF6Ki2_or-3AlknNpSfS2xRdKA_aem_IA1jO_n-jzjd8ndvq5fvrA

 


2025年12月17日

失語症のお話し

こんにちは。
おこめスタッフのSです。

今回は、失語症(しつごしょう)の話をします。


私は以前病院で言語聴覚士として勤務していたご縁から、週末には失語症になった方の支援者を養成する活動や失語症友の会の活動をしています。

失語症になると、ある日突然喋れなくなったり、文字が書けなくなったり、人の話や文章の内容も分かりにくくなります。

なぜそんな病気に!?心の病気になったの?

いえいえ、脳卒中や交通事故などによって脳の言語野という所が損傷されることによって生じます。

言語野は左脳にある人が多いので、右手足の麻痺(まひ)を伴う方もいます。
そして、少数ですが子どもさんも発症することがあり、その後の生活全般、友人関係や学業がうまくいくように

リハビリテーションが重要となります。

 

 残念ですが、リハビリテーション後も後遺症として失語症の症状が残る方は多くいらっしゃいます。

聴覚障害の方には手話通訳や要約筆記が、盲ろうの方には指点字や触手話があります。

失語症の方が社会での生活がうまくいくためには、失語症者には「失語症者向け意思疎通支援者」という人を派遣するするの事業があります。

愛知県・名古屋市で6年前から始まりました。派遣に行くための支援者を育てるための「養成」を愛知県の委託事業として愛知県言語聴覚士会という団体が開催しています。

毎年6月~7月頃、おこめの机にチラシを置かせてもらっていますので、関心がある方は是非スタッフにお声かけください。

 

 失語症の方は、自分で「失語症です」とか「しゃべれません」とはなかなか言えないので、気づかれない存在です。

毎年12月3日~9日は障害者週間です。障害者の中に失語症の方の存在を思い出してもらえると嬉しいです。

そして、4(し)2(ツー)5(ご)の語呂合わせから、4月25日は「失語(しつご)症の日」でもあります。4月に思い出してくださいね。

 

お元気な方は、脳卒中にならないように生活習慣病への対策が大切になります。

子育て中の方は、お子さんを育てるなかでもご自身の健康管理に気をつけてお過ごしください。

2025年11月25日

講習会に参加してきました!

こんにちは。
言語聴覚士のKです。
先日、PECSの講習会に参加してまいりました。

みなさんPECSはご存じでしょうか。PECSは絵カード交換式コミュニケーションシステムとも言います。

代替・拡大コミュニケーションシステムという、自分の思いや考えを相手に伝えるための手段の一つです。

PECSでは絵カードを主に使用して、最初は相手に物を要求することから始め、段階を踏みながらコミュニケーションの幅を広げていきます。

今回の講習を通して、PECSを実施する上で必要な知識や技能だけでなく、コミュニケーションが取れることの大切さを改めて学びました。

普段私たちが何気なく行っているコミュニケーションですが、ある日急にコミュニケーションを取ることが難しくなった時、どんな思いになるのか改めて考えさせられました。

 

今回の講習を受けてPECSに限らずたくさんのコミュニケーション手段を学び、お子さんたちに最善のコミュニケーション手段を提供できるよう努めてまいりたいと思います。

2025年10月23日

新しい本がふえました!

こんにちは!
言語聴覚士のWです。

おこめのプレイルームには本棚があり、そこには様々な本があります。

低年齢の子向けの絵本や、物語の絵本、分厚い図鑑や、保護者様向けの参考書などたくさん置いてあります。

訓練で使ったり、自由時間に読んだり、貸し出しでお家で読むこともできます。

最近は本を借りていくお子さん、親御さんが多くてうれしく思います!

新しい本は毎年、職員が欲しい本を選んで買っていたのですが、昨年度から利用者様向けに『おこめ図書リクエスト募集』を始めました。

リクエスト用紙に一生懸命書いて教えてくれたり、親御さんと相談したり、訓練の中で職員と一緒に調べたりと、今年もたくさんリクエストが集まりました。

作者や出版社とは何かを考え、調べて知る経験にもなったかと思います。

職員からも欲しい本を募りました。ぜひ、探して読んでみてください!

届いた本をお渡しすると、ていねいにお礼を伝えてくれたり、「やったー!」と飛び跳ねて喜んでいる様子がみられました。

たくさん読んでくださいね。

 

リクエスト付きの本(一部)

 

 

職員が選んだ本(一部)

2025年09月18日

勉強会に参加してきました!

こんにちは!
言語聴覚士のIです。

 先日、大阪で開催されたインリアルアプローチの勉強会に参加してきました!

 インリアルアプローチとは、子どもと大人が相互に反応しあうことで学習とコミュニケーションを促進するアプローチです。自由な遊びや会話の場面を通じて、子どもの言語やコミュニケーション能力を引き出そうというものです。

 今回勉強会に参加して、学んだことが沢山あり、自分を見直すきっかけにもなりました。特に大事にしていきたいと思ったことが2つありましたのでお伝えしたいと思います。


 1つは、子どもの良いところを見つけるだけでなく自分自身の良いところを見つけることです。

つい「あれが上手くいかなかった」「できなかった」と思いがちですが、「ここよかったな」を1つ見つけることで、自分だけでなく周りの良いところにも目が向きやすくなります。


 2つ目は、子どもを楽しませるだけでなくまずは自分が楽しむことです。

子どもを楽しませようとするとつい力んでしまい、思い通りにいかなくて自分も子どもも楽しめなくなることがあります。

まずは自分が楽しむことで自然に子どもたちはついてきてくれます。

また、楽しいときが1番言葉やコミュニケーション能力など吸収しやすいです。

楽しんで遊んでいるだけのように見えても、その間に子どもたちは様々なことを吸収しています。

まずは、自分が楽しむことを意識してこれから関わっていきたいと思いました。

2025年08月29日

教材を寄贈していただきました

先日、ご近所の方からたくさんの教材を寄贈していただきました!

絵本や人形、かるた、パズルなど、利用者の皆さんが楽しく言語訓練取り組めるような教材ばかりです。

大切に使わさせていただきます。本当にありがとうございました。

利用者のみなさんも楽しみしていてくださいね!

2025年08月28日

電話リレーサービスを知っていますか?

こんにちは
言語聴覚士のMです。
私はコミュニケーションの方法を増やしたり広げたりしたいと思い、数年前から手話講座や手話サークル等で手話を学んでいます。

聴覚や発話に困難のある人(以下、きこえない方)が困ることのひとつに電話がかけられないことがあるそうです。
昔は役場の人にかわりにかけてもらったり、家族や近所の人にお願いしていたようです。

先日、手話講座の中で”電話リレーサービス”についての講義を受講し、初めて知ることができましたのでご紹介します。

 

電話リレーサービスとは、きこえない人が手話や文字を使って電話をかけられるサービスです。

 

きこえる人ときこえない人をつなぐ通訳オペレーターが間に入り、きこえない人の手話や文字で伝えた内容を音声できこえる人に代わりに伝え、返ってきたメッセージをきこえない人に手話や文字に変えて伝えてくれます。(事前の登録が必要で料金はかかります)

緊急の場合でも使えるように、365日24時間対応してもらえるそうです。

 

しかし、050からはじまる番号のため、何かの営業電話と間違われたり、あまり広く認知されていないことで、

冒頭のアナウンス(こちらは電話リレーサービスです。耳のきこえない方などからのお電話を通訳しております。双方のお話を全て通訳いたします。よろしくお願いします。)のところで切られてしまい、ひとことも話すことなく電話を終えてしまうということもあるそうです。

 

このようなサービスがあることが広く認知されれば、きこえない人が電話で困ることが減ると思いますので、

050で始まる番号から電話がかかってきたときは注意していただければと思います。

 

音声だけでのやりとりではなく、通訳の方を挟むこと、音声から手話や文字にする、

または、手話や文字から音声へ変える過程が入ることで、話し手から相手のメッセージが返ってくるまでに時間がかかることなども、

一緒に覚えておきたいところです。

 

その他、電話で相手先の声が聞こえにくい人のための、通話相手の声をリアルタイムで文字にできる<ヨメテル>というアプリもあるそうです。

きこえない方やきこえにくい方だけでなく、今後、年齢とともに聞こえにくくなることもあると思いますので、

今回ご紹介したようなサービスやアプリが広く知れ渡るとよいなと思いました。

2025年07月20日

ST交流会

代表理事の大倉です。
暑い日が続き、室温と外気温の差が激しく体調管理の難しさを感じています。

さて、7月5日土曜日におこめで小児ST交流会を行いました。

「他施設の小児STとつながりたい、いろいろな視点を持ち、日々の支援をより良いものにしたい」とおこめのスタッフから声が上がり、

会をスタートしました。
知り合いのST同士で声を掛け合い、今回で2回目になるのですが、おこめのSTも含めなんと17名の参加がありました!
日頃、お子さんとの関わりの中で疑問に思っていることや、どのようにするとより良い支援につながるのかをミニグループを作り、意見を交換し合いました。

皆さん、いろいろな経験をされているので、たくさんの意見が出て充実した交流会となりました。

今回、教えていただいたことを整理して、支援の中に活かしていきたいと思います。


2025年07月15日

はじめまして!

こんにちは。
児童発達支援・放課後等デイサービスおこめの代表理事の大倉です。


ホームページをリニューアルし、ことばに関すること、発達に関すること、施設に関することなど何か発信をして行けたらよいと思い、ブログページを設けました。

初回となる今回は、施設について少し発信していこうと思います。

 

私自身が言語聴覚士として仕事をする中で、

言語聴覚療法を受けることが出来る施設が少ない、年齢制限があるがもっと続けたいなど様々な声を保護者から聞いてきました。

子ども・保護者が安心して、大人になるまで言語聴覚療法を受けることが出来る場所を作りたい!小児ができる言語聴覚士を増やしたい!

と思っていました。

そんな時に、おこめの理事でもある芽吹きファミリー歯科の吉田先生と出会いがあり、尾張旭市に言語聴覚療法ができる場所を作ろう!

と事業所が立ち上がりました。

おこめ』の施設名は言語聴覚士×歯科医師=(摂食・嚥下)食べ物という発想から、

みんなに親しみがある食べ物・みんなが読みやすい文字がいい!と考え、平仮名で『おこめ』になりました。

(案には、“からあげ”もあったので、もしかしたら児童発達支援“からあげ”になっていたかもしれません。)

『おこめ』の名の通り、親しみやすい施設を目指していきたいと思います。

2025年07月03日